深田祐二さん
人生の大きな転機を越えて、ゼロから始まった第二の道

出身地:豊後大野市
現住所:豊後大野市緒方町
職業:株式会社Kabosu Company代表取締役
民泊経営
YouTubeチャンネル「かぼすTV」の運営
50歳という人生の節目。
兄との別れや両親の介護をきっかけに、ふるさと・豊後大野市へと戻る決意をした。
現在は「株式会社Kabosu company」の代表としてカボス栽培に汗を流しながら、YouTubeチャンネル「かぼすTV」を通じて地域のリアルな姿を発信し続けている。
異業種からの転身、そしてゼロからの農家としてのスタート。
この地で生きる強さと、故郷への想いを深田さんに聞きました。
50 代の10年間は本当にいろいろあった
「両親を自分のいる街に引き取る選択肢もありました。でも、慣れ親しんだ故郷を捨てたくなかったし、自分自身も帰らなければ後悔すると思ったんです。」
故郷・緒方町に戻った深田さんを待っていたのは、子どもの頃と変わらない景色と、逞しく生きる地域の人々の姿だった。
「便利になりすぎない環境だからこそ、ここの人たちは生きる力が強い。食べるものも仕事道具も自分たちで工夫して作ってしまう。」
苦労したことと、これからの挑戦

帰郷後、全く知識のない状態からスタートした農業。両親から引き継いだ畑は耕作放棄地で、草刈りから始まる手探りの毎日だったという。
「周囲からは『かぼすなんかやってどうするん』と言われることもありました。でも1次産業のことを知らなかったからこそ、その無謀さで飛び込めたのかもしれません。何より、かぼすが大好きで故郷への愛があったから。」
現在はかぼすにとどまらず、地域に伝わる貴重な在来柑橘「シャンス」や「みかんかぼす」の接ぎ木を行い、絶えつつある地元の味を未来へ残す取り組みにも挑戦している。
よく、チャレンジしたな
「10年前の自分に声をかけるなら『よく、チャレンジしたな」』といいたいですね。ここでの生活をYouTubeで発信し、応援してくれる人たちがいたからここまでやって来られました。」
厳しい現実から目を背けず、かぼすとともに歩んできた10年間。
無謀と言われたゼロからの挑戦は、いまやこの街の未来を照らす小さな光となって、静かに輝きを増しています。
語り手

深田 祐二(ふかだ ゆうじ)さん
- 東海地方で会社員生活を送ったあと、51歳でUターン
- 空き家窃盗犯と遭遇経験有り
- 約400本のかぼすを栽培するかたわら、YouTubeチャンネル「かぼすTV」を運営
- 元・投げ釣り倶楽部蛍会(三重県) 会長
- ゲストハウス「緒方の荘」の経営

愛犬の「ハナちゃん」 
ゲストハウス「緒方の荘」 
焼き肉もかぼすを絞って
↓深田さんの運営するYouTubeチャンネルはこちら!↓
https://www.youtube.com/@kabosu_tv
(2026年8月取材 地域おこし協力隊 合澤)

